【感想】ビブリア古書堂の事件手帖(三上延)
今回は、ビブリア古書堂の事件手帖の感想を書いていきます!
ドラマ化されたこともあり、知っている方も多いと思われるこの作品!
自分もドラマをやっていたころに小説を読んだことはあるのですが、小中学校の時だったため、途中で断念してしまっていました。。。
本棚に1巻と2巻だけあるのを見つけ読み直してみるとまあ面白い!
2週間くらいで本編終了までの7巻を読み切りました!
あらすじとしては、本が読めない体質の男、五浦が紆余曲折あり、本の虫である篠川栞子の経営する古本屋で働き始め、様々なトラブルを解決していくというものです
古本の知識が全くない人でもブラックジャックや走れメロスなど学校で読んだことのある本も出てきて読みやすい本です!(8割がたは名前も聞いたことのない本ですが笑)
栞子さんが本の知識のない五浦さんに説明するというのが常で古書のあらすじがわかる!読んでみたい!という気持ちにさせてくれます!
この小説では古書を巡った様々な物語が展開されていくのですが、とても信じられない高価な本、思い出の詰まった様々な本、それらを手に入れるために手段を選ばない人がとる考えられないような行動、といい本のために動く人たちが描かれます
億単位の本や本を巡った傷害事件など本のためにそこまでするのかと思ってしまった自分はまだまだ本が好きとは言えないのかもしれないですね。。。
話は変わるのですが、最近電子書籍など本の電子化やネット販売なども増えてきて古本屋の需要が減少していますね、実際近所の古本屋も何件か閉店しています
電子本が悪いというわけではないですがこの本を通して、古書に秘められた思いなどや本を送る、実際に本を見て買うといった行為などが改めて大切なものであると感じました。。
今後もそういうものがなくならずに伝わっていけばいいな!と深く思いました
この本は本が苦手!いろんな本について知りたい!もちろん本が好きという方にもおすすめのシリーズです!!ぜひ読んでいただければと思います!!